ふすべ餅とエビ餅を作ってみました🍳
ふすべ餅は、本来ドジョウの粉を用いて作りますが、鶏のひき肉で代用(※)して作りました。※煮干しの粉末でも代用できます。
作り方は、4工程で、①ごぼう、大根をすりおろす。②ひき肉(本来はドジョウの粉)、すりおろしたごぼう、大根を炒める。③水を加えて煮て、醤油と唐辛子で味付け。④餅にからめる、です。
エビ餅は、酒と醤油で調味した沼エビを餅にからめたものです。
「ふすべ餅」と「えび餅」については、農林水産省のホームページ「うちの郷土料理」に詳しい作り方が紹介されています。
さらに、その歴史なども掲載されていましたので、後段でご紹介します。
みなさんも作ってみてけさいん!
(農林水産省ホームページ抜粋)
宮城県は餅料理が豊かで50種類以上あるといわれます。
特に県北は種類に富み、小豆餅、汁餅、おろし餅、しょうが餅、エビ餅、納豆餅など、一度に5、6種類の餅が食卓に並ぶこともあります。
栗原は内陸部に位置する田園地帯で、田んぼの用水路や沼などで獲れるドジョウや沼エビが大切なたんぱく源となっていました。
その貴重なたんぱく源であるドジョウを使った「ふすべ餅」、沼エビを使用した「エビ餅」は、栗原ではハレの日の食事だった。